アメリカでの海外生活
留学したい人、海外で生活したい人に何か参考になってくれればと考えて執筆します。
今年の半分を海外で生活して、もうすぐそれが終わります。
この半年これとない経験と感動がたくさんあった。
一番に感じたことは
価値観も文化も国籍も違う人とたくさん出会い、自分の常識をぶっ壊されるような出来事と対面し、世界の広さを知ると同時に、自分がいかに小さなことを気にして生きてきたかということを思い知りました。
いかに“井の中の蛙”かと…
普通とか一般的にという言葉は小さな小さなコミュニティでしかなかったんだと細胞的に気づかされた。
僕の場合、英語もほぼ喋れない状態でいきなり行きましたから、心は折れっぱなしでしたね。
英語の勉強はもちろん大切ですが、違う価値観の人たちの生活に入り、シンプルに“生きること”とか、改めて“自分の人生”と向き合えたことじゃないかなと思います。
日本で当たり前のように普通にできていたことが、アメリカのみならず海外では通用しなかったり。
トイレにティッシュが流せること。水道水で料理が出来ること。いつでもお湯が出ること。
そういった場面に直面するにで、自然に考えることが出来ました。(発展途上国は特に)
日本で普通に生活していると、向き合うことってなかなか無いんじゃないかなって思います。
だから、留学や海外生活はそういう意味ですごく”きっかけ”がある。
これだけデジタル化が進んで、世の中のものがどんどん簡略化されてきている中
わざわざ海外に行って生活するんですから、そこに留学の収穫があるんだと今ではそう思っています。
もちろん留学の目的は、人それぞれ違うと思いますし、留学期間も年齢も、違うと思いますが、
自分自身が海外の生活に入った時、何を感じるかがとても大切だと思います。
新しい価値観に触れることで、今までになかった夢ができたり。
この経験で、今までの自分の価値観を全否定されたような気分になり、多少自信がなくなりましたが。笑
これから何かに挑戦しようとする人の可能性を殺すような社会はモッタイナイなと。
日本はそういう意味では、すごく他人に厳しいなって。
好きなものは好きで、嫌いなものは嫌いと言える環境じゃないから、夢や、やりたいことに踏み出せない若い人が増えている気がする。
若者に選択肢と可能性を与えれる大人になりたいものです。(執筆時26歳)